福祉用具開発事業コラム

HOME / 福祉用具開発事業コラム一覧 / お役立ちコンテンツ / 頭部保護帽と日常生活用具給付について解説

お役立ちコンテンツ

2022/09/02
頭部保護帽と日常生活用具給付について解説
WELFARE COLUMN

頭部保護帽とは

頭部保護帽とは障害をお持ちの方の日常生活用具として定められた商品で転倒の際に生じる衝撃から頭部を保護することを目的としたものです。衝撃吸収を重視したタイプ以外にもユニバーサルデザインの観点からスポーツやおでかけ時に頭部を保護しながらおしゃれに、そしてよりお手軽にご使用いただける帽子もあります。

頭部保護帽と日常生活用具給付制度について

日常生活用具給付制度とは市町村が行う地域生活支援事業の内、必須事業の一つとして規定されたものです。障害を持つ方の日常生活がより円滑に行われるための用具を給付(又は貸与)すること等により、福祉の増進に資することを目的としています。頭部保護帽はその対象用具の中の一つです。対象者は日常生活用具を必要とする障害者、障害児、難病患者等になります。給付までの流れは市町村によって多少異なりますが以下となります。
    • ①お住まいの自治体の障害福祉課へご自分が頭部保護帽の給付対象となっているかご確認

    • ②希望商品を選定

    • ③購入希望事業者へ選定品の見積書を依頼

    • ※見積書を弊社へご希望の場合はお問合せフォームをご利用願います。

    • ④市町村へ申請書とともに見積書とカタログコピーを提出

    • ⑤認可後、自治体より給付券発行

    • ⑥給付券を購入希望事業者へ渡し、購入代金をお支払い

※原則、申請した商品の購入費用の1割に当たる金額が利用者様のご負担になります。但し、 各自治体ごとに負担額の算出方法などが異なるため、詳細は各自治体へご確認願います。

頭部保護帽の助成金制度例

世田谷区
品名)頭部保護帽
障害要件)身障手帳の交付を受けた方又は知的障害又は精神障害の方で、転倒等により頭部を強打するおそれのある方
種目名)頭部保護帽(既製品)
上限額)15,252円

横浜市
品目)頭部保護帽
障害要件)
    • ①知的障害の程度が重度又は最重度の者で、てんかんの発作や自傷行為等により頭部を強打するおそれのある者

    • ②精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている者、又は自立支援医療(精神通院医療)を受給している者で、転倒等により頭部を強打するおそれのある者

    • ③平衡機能又は下肢若しくは体幹機能に障害を有し、転倒等により頭部を強打するおそれのある者

年齢要件)原則3歳以上
上限額)37,900円
備考)頭部に緩衝材があり、転倒の際に頭部を衝撃から保護できるもの。
※現金給付ではありませんので必ず購入前に自治体にご相談ください。

キヨタの頭部保護帽について

キヨタは20年以上に渡りお客様の声をもとに、保護帽の形状や素材を選定して自社で企画・製造しております。 その中でも非課税商品かつ日常生活用具給付対象商品をご紹介いたします。

ヘッドガードフィット:非課税・日常生活用具給付対象商品

軽量でサイズ調整がゴムなので簡単!洗濯もできるので衛生的にご利用いただけます。もしご利用中に状態が悪化してしまった場合、豊富なオプション品から状態に合うものを追加するだけで保護範囲を広げることができます。 購入はこちらから

おでかけヘッドガード

外見はおしゃれな帽子に見えますが衝撃吸収材を内蔵した保護帽子です。室内・屋外どちらでもご利用いただけるよう様々なタイプをご用意しております。内蔵された衝撃吸収材は安全性が求められる現場で衝撃吸収材・制振材として高い評価を受けているピタフォームを使用しています。 購入こちらから  

よくある質問

質問:キヨタの頭部保護帽は日常生活用具給付対象商品でしょうか?

答え:はい。キヨタの保護帽子は日常生活用具給付対象商品に含まれます。また、非課税商品も含んでおります。※一部対象外地域あり。詳しくは各自治体へお問合せください。

質問:日常生活用具給付制度とはなんでしょうか?

答え:日常生活用具給付制度とは市町村が行う地域生活支援事業の中で、福祉の増進に資することを目的とし、必須事業の一つとして規定されたものになります。また、頭部保護帽はその対象用具の中の一つになります。